ゲンゴロウの京都日記 part 2

メッスから帰国したくまが,ふたたび京都に舞い降りました。

大原野神社

こんにちは、ゲンゴロウです。ちょっと前に、おじさんのチャリに乗って、洛西の大原野神社に行って参りました。

 

自宅から13キロほどのところにある由緒ある神社で、藤原氏の氏神である春日大社を勧請したものと言われています。

 

最近、大河ドラマとの関係で、かなり注目が集まっているようです。というのも、ここはあの紫式部がこよなく愛した神社なのです。

 

11月の下旬でしたので、紅葉の盛りは終わっていたのですが、それでも参道は十分美しく、京都の秋を堪能できました。

 

真っ赤に染まった参道を抜けると、大原野神社の本殿。この日は七五三で、幼いお子さんを連れた参詣者もひっきりなし。

 

狛犬ではなく、狛鹿? さすが、春日大社由来の神社。鹿は神の使いです。

 

古いご神木。残念ながら数年前の大風で倒れたのですが、その幹には空洞が残り、ここに入ると神気を得られるとの由。

 

さっそくゲンゴロウもご神木のパワーを拝借。これで帰りの道のりも突破できそう。

 

境内のお茶屋さんで、よもぎ餅とよもぎ茶のセットを頂きました。よもぎの苦みがきなこの甘みを引き立てます。

 

甘いものでお腹を満たしたゲンゴロウ。名残の紅葉を味わいながら、帰途につきます。

 

それにしても、この風景はきっと何百年も変わっていないのでしょうね。紫式部さんも、この風景を見たのかもしれない、と思うと、胸が熱くなりました。

 

帰り道に偶然出会った洛西ニュータウンの銀杏並木。真っ黄色に染まった散歩道が、京都の冬も間近であることを教えてくれます。また、お便りします。